みんなのうたの変顔体操が怖いと話題に!ネットの反応と怖い理由

音楽
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NHK・みんなのうたで2019年6月から流れている「変顔体操」という曲を知ってますか?

リアルな男性の顔が特徴のMVですが、これがなかなかに怖いんです。

これも一つの不気味の谷かもしれません。

曲自体は凄く良いんですよね。ノリも良いし、耳に残る音、覚えやすい歌詞。

癖になる曲であることは間違いないんですが、ただ絵が怖い。ネットでも子供がギャン泣きしたなんて声もあります。

  • うた:ヨジザワコウタ feat.RyoTracks
  • 作詞:奥村健一
  • 作編曲:田上陽一
  • 絵:鈴木のりたけ
  • 映像:クモトリ(大橋弘典)
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変顔体操を見たネットの声

《変顔体操が始まると子供が怖がって抱きついてくる》

《変顔のやつは子供が怖がって泣き叫ぶ…》

《ちょっと子供向けにしては怖いね》

《変顔体操怖がるのうちの子だけじゃなくて安心した》

《変顔はイカロスの羽並にヤバイよね》

《なんでかうちの子は食い入るように見てるんだよね。逆に心配になってきた》

《2才の息子はガォー!の部分が気に入ったみたい》

絵の作者・鈴木のりたけさんは絵本作家

鈴木のりたけさんは1975生まれ静岡出身の絵本作家です。会社員、グラフィックデザイナーという経歴を持ち、2008年に『ケチャップマン』でデビュー。

2011年には『ぼくのトイレ』で日本絵本賞読者賞、2013年には『しごとば 東京スカイツリー』で小学館児童出版文化賞を受賞している実力のある作家です。

『しごとば』シリーズが人気で寿司職人や革職人、パティシエ、新幹線運転士など他にも様々な職業をめちゃめちゃ細かく書くのが上手い人です。

寿司職人の「どうぐ」のページでは包丁、シャリきり、わさびおろし、ぼんざる、にきり、につめ、てず、など大人でも知らないようなことまで詳しく絵本にしているんですね。

出典:しごとば|amazon.co.jp

こんなの自分が子供だったら絶対にワクワクしますよ。じーーーっと見ちゃいます。

子供に仕事のことを覚えさせたい親に人気でしごとばシリーズはこれまでに5作品も出版されています。他にも『ゆうぐ』シリーズ、『ぼくの』シリーズなど絵本作家界では知らない人はいないレベルです。

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変顔体操はどのようにして作られたのか

とにかく変顔の面白さを追求することにこだわったそう。

割りピンを使った紙人形のアイデアは変顔の面白さを表現するために思案していた際、たまたまパントマイムの顔芸を見てひらめいたといいます。

糸で吊られたように口を動かしたり、耳から指を入れて口に貫通しているかのように舌で頬を膨らませたり。「ふりをする」という不自由さを加えることで、顔が急に面白くなります。(鈴木のりたけ)
引用:変顔体操|NHKみんなのうた
https://www.nhk.or.jp/minna/songs/MIN201906_02/

実際に割りピンで繋いでテストしたという鈴木さん。楽しそうな制作現場ですね。

そんな子どもたちを楽しませたいという一心で作られた変顔体操。ではなぜ子どもたちに怖がられてしまったのでしょうか。

変顔体操が怖い理由はモデルとパーツ分けにある

変顔体操が怖い原因はもちろんあの絵とパーツと動きにあると思います。

例えば次のようなイラストであればどうでしょう?

これは怖くありませんね。

一方、変顔体操はリアルな成人男性をモデルにしたような絵です。モデルが成人男性なので目が釣り上がったときは本当に怒っているような表情になるんですが、これが子供からしたらかなり怖い。

それに加え顔のパーツ(頬、上唇、下唇、顎、目の周り、眉、おでこ)を全て分け、割りピンでくっつけています。これがめちゃくちゃに動きます。

実際に映像を見ればわかりますが本当にめちゃくちゃに動くんですね。

途中でカバになったりタコになったり爆発したり電車になったりするんですが、そもそも顔が成人男性っぽいのでリアルとシュールをいったり来たりして、そのたびにちょっとした怖さが積み重なっていく感じです。

顔をパーツ毎にわけた表現の走りはイタリアのジュゼッペ・アルチンボルドという画家でしょうか。ルネサンス後期の宮廷画家として1500年代に名を残した人物です。

どうでしょう、これもやはりちょっとした怖さを感じますね。この絵がパーツごとに動きだしたら怖いと思いませんか。

本来そこにあるはずのパーツがありえない動きをすると人は違和感を感じるんですよね。それを楽しいと感じるか怖いと感じるかは人によるんですが、今回は怖いと感じる人が多かったようです。

まとめ

以上、「みんなのうたの変顔体操が怖い!?ネットの反応とその理由」と題して、変顔体操についてのネットの反応や作者、怖さの理由についてまとめました。

個人的には怖さはそこまで感じませんでしたが、もし自分が子供だったら怖いでしょうね。子供の頃こういったリアル寄りの不気味さがすごい苦手でした。モナリザとか特にダメでしたね。

とはいえ鈴木のりたけさんの絵本は素晴らしいことに変わりないのでぜひチェックしてみて下さい。ずーーっと見てられますよ。

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