元SPEEDのメンバーで自民党の議員でもある今井絵理子さんの息子の礼夢(らいむ)くんがプロレスラーとしてデビューしましたね。
礼夢君は生まれながら耳が聞こえない障害「高度感音性難聴」を抱えています。耳が全く聞こえず人よりも三半規管が弱いためバランスが取りにくいそうです。
そんな大きなハンデを背負った礼夢君がプロレスラーとしてデビューを飾ったというのはとても明るいニュースですよね。
そこで今回は礼夢君について気になることを調べてみました!
礼夢くんのプロフ経歴・wiki
礼夢くんは今井絵理子さんが21歳の時に産んだお子さんです。恵理子さんは現在はシングルマザーで元夫は175RのボーカルSHOGOさんです。2004年に結婚、2007年に離婚しています。
礼夢くんの耳が聞こえないことを知った今井恵理子さんの当時の胸中はインタビューで明かされています。
「どうして音楽をやっている2人の間に、耳の聞こえない子が」とショックを受け、目の前が真っ暗になったという今井。「涙ってこんなに出るんだ」というほど、一日中、泣き続けていたという。「初めて神様を憎みました。私達の声を歌を聞かせたかった」。しかし、「この子に映る世界が明るくて楽しいものにしたい」という気持ちから、もう泣くのはやめようと誓った。
https://www.rbbtoday.com/article/2015/12/24/138196.html
礼夢くんは生まれつきの難聴を抱えていますが、ろう学校に入り10歳の時にプロレスに興味を持ちます。
12歳からプロレスラーTAMURA(田村和宏)の立ち上げたプロレス団体「ヒートアップ」の道場に通い始め、プロレス練習やヒートアップの試合観戦にハマるまでそう時間は掛からなかったといいます。
ちなみに田村和宏氏にはダウン症の姉がいます。障碍者へ理解も深く今井絵理子さんも安心して礼夢くんを預けることが出来たそう。
ろう学校の中等部に在籍していた礼夢くんは練習に集中したいという思いから高等部には上がらず週2回から週5回に増やした練習にひたすら打ち込みます。
そして礼夢くんは2度目の挑戦でプロテストに合格し16歳でリングに上がることが出来ました。初戦は敗退してしまいましたが試合の反省とこれからの意気込みを次のように語っています。
「負けたけど、楽しいのと悔しい気持ちでいっぱい。(自己採点は)60点。もっと強くなって次は倒したい」
https://mainichi.jp/articles/20201205/k00/00m/050/215000c
礼夢くんは現在はプロレスが生きがいだそうで、プロレスにひたすら打ち込む姿はとても幸せそうに見えます。
礼夢くんの障害の高度感音性難聴とは
難聴にはタイプがあり、伝音性難聴・感音性難聴・混合性難聴などがあります。
伝音性は外耳道が塞がっていたり、鼓膜に傷がつくなどで聞こえなくなる難聴とされ水がたまったり傷がついて中耳炎をこじらせるとなるとされています。薬や手術で治療が可能な難聴と言われます。
感音性は神経性の難聴ともいわれ音を信号として脳に伝えることが出来ずさらに治療も困難です。妊娠中の感染や遺伝でなるとされています。礼夢くんはこのタイプの難聴ですね。
混合性はこの2つのタイプのミックスです。
治療が困難とはいえ現在では中度以上であれば人工内耳などのや補聴器が適用され症状が良くなる患者さんもいるそうで、礼夢くんは高度なのでこれらの処置がはたして効果的かはわかりませんが今後の経過しだいでは多少は良くなる可能性もあるかもしれませんね。
しかし脳の聴こえの中枢がダメージを受けている感音性であればかなり難しくなるそうです。これに関しては今後の医療の発展に大いに期待したいところです。
礼夢くんに彼女はいる?
一通り調べてみましたが礼夢くんに彼女がいるという情報は見つかりませんした。
ただ礼夢くんはディアナ所属のSareee選手のファンなのか試合があれば応援に駆けつけている様子。
大好きですね笑
これらの投稿のほかにもまだまだSareee選手とのツーショット写真が上がっているので気になる方はツイッターを直接覗いたほうが早いです。
礼夢くんはとにかくプロレスに夢中でいまはデビューしたばかりもありとても大切な時期です。彼女よりも練習や応援にエネルギーを注ぎたいのでしょうね!
プロレスに真摯に取り組み、障害を抱えていても前向きに生きる姿を応援したい女性はたくさんいるのではないでしょうか。
左が礼夢くん。これはかっこいい!
礼夢くんの今後の活躍に目が離せませんね!