赤いクワガタは危険?ヒラズゲンセイの大きさ、生態、生息地を解説

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関西圏で夏の季節になると話題になる虫がいます。

ヒラズゲンセイ(漢字は平頭芫青)と言う体長2-3cmの虫で見た目は「赤いクワガタ」ですがクワガタではありません。有毒物質カンタリジンを持つツチハンミョウ科に属しています。

この記事ではヒラズゲンセイの危険性や生態、現在どこで発見されているかを解説していきます。

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ヒラズゲンセイは触ってはダメ

ヒラズゲンセイは体液にカンタリジンという有毒物質を持ち、皮膚につくだけで炎症を起こしかぶれ、水ぶくれになります。

体液は黄色く、体だけでなく足の関節からも出ることがあるので素手で触るのはとても危険です。

ただヒラズゲンセイが攻撃の為に出すわけではないので潰したりしない限りは大丈夫ですが触らないよう注意しましょう。

カンタリジンは中国では大昔から毒薬として使われてきたものでヒラズゲンセイの仲間であるキオビゲンセイを乾燥させ粉にして使われた程です。日本でも一昔前は神経痛に効くカンタリス薬として利用されていました。

実際にヒラズゲンセイを触って水ぶくれになった人の中には皮が剥けて、治るまで半年間も痕が残ったそうです。特に子供は直ぐに虫を触ってしまうので注意が必要です。

ヒラズゲンセイは梅雨時の関西圏に出現する

ヒラズゲンセイの発生時期は5月中旬~7月末です。関西圏で発見報告が多数あり、大阪を中心として京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山で出現しています。

元々高知県などで生息しているとされていましたが年々生息域が北上していて現在は関西圏がメインになっています。

地球温暖化が原因とされていますが、ヒラズゲンセイはクマバチの巣に寄生して成虫になる虫なのでクマバチが出る地域で関西圏なら注意したほうが良いでしょう。

クマバチの巣があったらまた出るかも

ヒラズゲンセイはクマバチの巣に卵を生み、クマバチが集めて来る花粉や蜜を食べて育ちます。

成虫になるとまた他のクマバチの巣を探してそこに卵を産み落とします。

つまりクマバチがいる所にはヒラズゲンセイがいる可能性が高いので、クマバチを見かけたらヒラズゲンセイが落ちていないかよく見てみましょう。

クマバチの巣を見つけるのはかなり難しく、サクラや松の枯れ木や板材などに「真下に向けて」穴を開けて巣を作ります。穴は真下にあるので下から見上げないと見つけることが出来ません。

さらに穴と行っても一つだけしか開いて無いのでこれも発見が難しい理由の一つといえますね。

ヒラズゲンセイを見つけても駆除してはいけない!?

ヒラズゲンセイは高知県で『準絶滅危惧種』に指定されており、なるべく駆除せずに連絡するかツイートして欲しいそうです。

大阪市立自然博物館(電子メール):shiyake@mus-nh.city.osaka.jp

ツイートの場合は「#ヒラズゲンセイ」でツイートすると見つけてくれます。その場合どのへんで見つけたかと写メをセットでツイートして欲しいそうです。

とはいえ駆除せず放置するのも怖いですよね。遠くの木に逃がすという人もいます。が個人的には逃がすのも危険だと思います。

結局クマバチの巣を求めて移動してしまうので、その場所を覚えて周りへの注意喚起を促すのが一番ではないでしょうか。

現在も年々北上しているそうなので今まで見たことが無いとタカを括らず特に子供には注意しましょう。

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